先週の土曜日に萩博物館で
「萩市八里ヶ瀬 漁場保全シンポジウム」が開催されました。
八里ヶ瀬は起伏にとんだ海底地形を持ち、クロマグロなどが回遊する日本有数の好漁場です。
この海域における漁場保全や資源管理に向けた多岐にわたる講演があり、
大変興味深く聞くことができました。
我が研究室のム先生も「八里ヶ瀬に生育する海藻の状況」について発表されました。
この海域には水深30mに大規模なカジメ群落が存在し、
多くの魚介類の生育場となっています。
当然、生育に必要な光があるということは大前提なのですが、
地形や海流などが関係する局所的な藻場の成立というのも非常に面白いと感じました。
山口に来てから色々してみたいことが滲み出てきている気がします。
by abe
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