研究内容

魚介類の成育場や沿岸の一次生産の場である藻場〈モバ〉を構成する海藻(藻類)や海草(海産の種子植物),ノリやワカメなどの食用海藻などを対象として、分類、生理、生態、育種などの研究を行なっています。1)有用な海藻や海草の生理、生態学的知見を解明するための培養実験
2)生長の基礎である光合成・呼吸活性の測定
3)海藻の森や草原(藻場)を作る「藻場造成」の実証実験
4)藻場の構造解析や生産力推定
5)有用海藻類を種判別するための遺伝子解析
6)新規の優良形質を作出するための細胞培養実験 など
このような研究や実験を進めることにより、
1)私たちの食料の確保
2)沿岸域における漁業生産の維持や向上
3)藻場の保全,環境問題となっている「地球温暖化」や「磯焼け」現象への対策
4)沿岸域の一次生産者としての高い多様性の解明
5)有用海藻類の分布と増養殖に関わる生育特性の解明
などについて、基礎的な情報を提供していきます。
研究業績へ(水産大学校HP内「☑生物環境学講座」)

0 件のコメント: