2013年4月16日火曜日
研究室のブログがあるとの事なので更新してみます。
藻場生態系保全研究室所属の,あさけんぴです。←この紹介の仕方でいいのかな^^;笑
今研究室ではあるノリの研究を始めていて,そのノリのブランド化をはかることができないか・・・?っていうことも考えています。メインはそのノリの性質やら生長条件に焦点を当てているんですが。
このブランドってのが難しいところだと個人的には思っていて。
ブランドって色々ありますね。たとえば,ブランド物だと,カバンだと,ヴィトンやらグッチやらエルメス・・・ってところかな。下関でもこれはカバンではないけど,フグの下関ブランドはすごいですね。
でもブランド物ってなんらかの歴史だとか神話性があって 『ブランド』になっていると思うんです。たとえばエルメスだとかの歴史は知らないけど,フグだったら。。。。。^^
豊臣秀吉が朝鮮出兵のために下関付近まで来て,腹を空かせた兵士たちが,フグを食べたところ,フグ中毒で大量に死んだそうな。そんでそれに激怒した秀吉はフグ食は禁止だ!としたそうな。それから長い間,フグが日本人に食されることはありませんでしたとさ。時は過ぎて,幕末。『おもしろき こともなき世を おもしろく』で有名な高杉晋作についていた後の初代内閣総理大臣,伊藤博文が下関に来たとき,有名な料亭に泊まったのです。しかし,荒天のため,船を出すことができず,魚がとれなく,折角料亭に来た御一行をもてなすことができずにいたのですが,どういうわけか,フグは用意できたそうで,フグを伊藤博文に出したところ,伊藤博文がもうそのおいしさに感激しちまって,
ヽ(`⌒´)ノ {なんでこんな美味しいものを禁食にしていたんだ!フグ食を解禁する!!
ってな感じで,伊藤博文の鶴の一声でフグ食が解禁されたわけです。そんで,フグが解禁になったもんだから,下関のあちこちで,フグ専門店ができたり,フグの料理人が下関で生まれたり・・・と。こういう経緯で下関にフグがあつまり,現在のフグブランドがなりたっているんですね。
話は戻って,海苔のブランド化はどうしようか・・・山口県だけにしかない(正確には山口県だけってことはないか)海苔を養殖できればってとこで,研究を進めているんですが,,,ブランド化ってそう考えたら難しいことだなあ。と思いました。歴史や神話性は一朝一夕でできるものではないし。。。まあブランド化ブランド化ってことに気をとられないで,まずはそのノリの事の研究をしっかり進めようと思うのでした。
なんかノリのブランド化するにはどうしようかっていう文にしようと思ってたのに,フグの話になっちまいましたね////
まあいいか
以上!
今週末は初!海響館!(海藻おしばで)たのしみ!
bye☆
見ている人がいたらコメントください^^匿名でオーケーですよ :)
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2 件のコメント:
いつも楽しく拝見させて頂いております。
自分は、地元でしか知られていないような美味しい海産物を全国に広めるという仕事に興味がありまして、今回の記事は大変興味深く拝見させて頂きました。
相手に魅力を伝えるためには、まず自分がそのモノについての特性をしっかりと知らなくてはいけない。非常に参考になりました。
これからもブログ更新頑張ってください。応援しております。
ブランド化は商工会に話を聞きに行けば、そのものの答えはなくてもヒントがあるかも。
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